LOOK 785 ヒュエズ 2 RS その後400kmの試乗インプレッション

LOOK JAPAN代表 岡部です。
新型785ヒュエズ 2 RS インプレッション第2弾は、400km以上のライドを達成したので、感想をお伝えします!

グランフォンドイベントへの参加:奥武蔵150km

5月上旬、ショップさま主催のグランフォンドイベントに参加しました。 立川からホームコースである奥武蔵を逆から攻める150km、獲得標高1,881mという、中々の難コースです。

当日のセットアップとトラブル

車載の屋根からバイクを下ろし、スタート前に何故か前輪だけ空気圧低下が著しかったため、バルブコアとバルブ根元のナットを締め込み後、適正空気圧に調整しました。

LOOK 785 Huez 2 RSの素晴らしいハンドリング性能を、ENVE SES 4.5 PROホイールとコンチネンタル グランプリ 5000 S TRという「最強チューブレス」の組み合わせで、秩父のワインディングダウンヒルにて堪能したかったのですが、生憎序盤の30km手前で前輪がエア漏れ!

同じグループのメンバーを待たせる訳にもいかないので、原因特定よりも最短で復旧できるインナーチューブでの修理(クリンチャー化)を選択しました。

【帰宅後のチェック】 車の屋根積載での振動により、バルブコアかチューブレスバルブ固定ナットが緩んだだけだった様です。各部をしっかりと組付けてシーラントを再注入したところ、エア漏れは無事に止まりました。

使用ホイール:ENVE SES 4.5 PRO インプレッション

ENVE SES 4.5プロホイールは、今までメインで使用していたRoval Rapide CLX1(リムテープ込み前後実測重量1,410g)と比べると前輪リム外幅は狭くて内幅は広く、コンチネンタルタイヤサイドとの段差がほぼなくてシームレスな外観です。
コンチネンタルグランプリ5000 S TR28はSES 4.5 PROホイール装着時に前4.0気圧、後4.2気圧ですと実測31㎜弱の幅になります。
チューブレステープ+バルブ込み実測重量で1,320gと、フロント49㎜、リア55㎜ のハイトで前後内幅23.5㎜、外幅30.8㎜で、ステンレススポークとしては驚異的な軽さです。


市場で最も比較対象とされるRapide CLXはフロントハイト51㎜で外幅35㎜、リア60㎜ハイトで外幅30.7㎜リム内幅は21㎜(現行モデルのCLX 3はリアリム高48㎜で外幅31.3㎜、カーボンスポークでリムテープ+バルブ込み前後セット重量1,305g)
前輪のエアロ性能は若干ラピーデの方が優れている感じですが、トータルの扱い易さクライミング性能や上質なバランスはSES 4.5 PROの方が上です。
(ラピーデCLX 3は乗った事がないのですが、リアリムの軽量化とカーボンスポークによる軽量化でクライミング性能アップ、ステンレススポークと軽量カーボンリム採用のSES 4.5 PROの方が、しなやかで疲れにくく、後半に脚を残せると推測します)

圧倒的な巡航性能と空力

この日は復路の風が強く、ハンドルをとられる場面もありましたが適度な縦剛性により修正は容易で、ハンドリングの差は僅かです。
低速であっても、空力に優れ、セラミックベアリングで抵抗の少ないホイールとハンドル周辺のエアロ化で、他ライダーの後ろでは勝手に車間が詰まってしまい、早めにブレーキを掛けないと追突しそうなほど、バイクが進みます。

ヒルクライムでの実力:二本木峠・白石峠でのデータ

適度なタメがある剛性感と、外見からは想像できない軽い走りで、785 Huez 2 RSとの相性抜群のSES 4.5 PROホイールの恩恵で、全開より抑えた走りにもかかわらず、途中の二本木峠ではストラバ年齢別(55歳から64歳)3位にランキングされた25分30秒でクリア!(5.42km 獲得標高514m、平均勾配7% 25分30秒平均パワー221ワット)

※一週間後三年ぶりに登った白石峠(この日の推定体重71kg、6.3km、平均勾配8.4%、獲得標高670m)でも30分37秒 平均パワー251ワットと三年前より体重2キロ増加でほぼ平均より速いタイムを達成!

明らかに長時間踏み込め、軽さと剛性を両立したフレームとホイールのお陰です。280g+シーラントで330gもあるタイヤで白石峠をこれほど速く登った事はありません。

前輪がシーラントで塗れたスペアブチルチューブでも、固めなコンチネンタルタイヤですと振動吸収性はチューブレスより劣りますが、優れたチリコンパウンド性能で4気圧の低圧でも不安はありません。

コックピットの操作性と LOOK 785 Huez 2 RS の真価

絶妙なリーチとドロップ量のエアロコンボハンドルバーは、市場で最もコンパクトで下ハンでもブラケットでも握りやすく、あらゆる地形で最適なポジションが取れます。
(上側のエアロ部が幅広くて握りやすくはないので、ブラケット部を握ってヒルクライムできる程度の短めステムがおすすめです)

※EXS一体型ハンドルバーにも、785 Huez 2と785 Huez 2 RS対応スペーサーが発売されていますので、今後互換性についても順次アップデートしていきます。

通常夕方まで走るロングライドイベントでは肩や腕が痛くて苦痛なのですが、今回は肩こりと無縁でした。
しなやかなフレームとホイール、低圧運用できるワイドリムフックレスの恩恵かと思います。

ただ軽いだけのバイクは市場に溢れていますが、7785 Huez 2 RSレベルで快適性の高いバイクは貴重な存在です。
モダンなデザインとエアロ性能を兼ね備え、飽きの来ないデザインと最新トレンドを快適性と両立させています。

最高のホイールの恩恵を差し引いても、高級高弾性カーボンの弾かれる様な加速と快適性は、やはりLOOKと唸らされる最高の性能を備えています。
795 BLADE 2 RSは重厚感のあるとにかく速いレースバイクですが、785 Huez 2 RSはライトウェイトスポーツカーの様に機敏な反応性とハンドリングが魅力です。
ようやくヒルクライムでも過去使用していたリムの軽量バイクを超える事ができたと思います。

富士ヒルクライムに向けて

富士ヒルクライムに向けては、109gと超軽量な新型セライタリア SLR RACING
REPLICA S3サドルに加え、大人気で入手難のENVE SES レースデイタイヤまたは、ポ
ガチャル愛用のコンチネンタルグランプリ5000 TT TRを投入し、最善を尽くしたいと
考えています。

¥590,000